かぁ君

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嫌われる勇気

【嫌われる勇気】【悩みはすべて人間関係なので承認欲求を捨て自由に】


この本を、一言でいうなら読んだ瞬間から自由になる究極的対人関係本だと僕は思いました。

この本は自己啓発の父、アルフレッドアドラーアドラー心理学を哲人と青年の対話形式ですごく分かりやすくまとめられた一冊になります。

正直読み出して30分ほどでめちゃくちゃ面白くて一人でこの本やべぇ、と勝手にニヤけてました。

この本を読み終わって実行することができれば何にも折れる事のない考え方を身につけることができる素晴らしい本です。この本を読んで改めてなぜこの本がこれほどまでに売れて有名になっているのかがよく分かりました。

 


この本で言われている事は大きくわけて3つです。

原因論と目的論

②課題の分離

③承認欲求を捨てろ

これを順番に説明していきます。

僕のチャンネルではこのように本の要約はもちろん、僕の思考法を鍛える方法などを発信していますので気になった方は是非チャンネル登録、コメントなどよろしくお願い致します。

では説明に入ります。

 


①まず一つ目に原因論と目的論です。

これはそれぞれどういう事かという事からお話していきます。まず原因論とは心理学の三大巨匠のフロイトが唱えた考え方で、現在起こっている事は過去の出来事によって、こうなっている、という考え方です。

これは後で目的論と一緒に説明します。

そして目的論というのは、原因論とは逆で、人は原因によって行動するのではなく、現在の目的によって行動しているのだとするものだという事です。

この二つの理論をひきこもりという例を出して説明しますと、

原因論)だと昔、いじめられたという過去があるから今現在ひきこもっている、という考えになり、わりとありそうな考え方ですよね。昔が原因で今の状況になっている、と

ですがアドラーの目的論だと全く逆で、ひきこもっている事の原因は過去には全くなくて、

まずは外に出たくない、という目的が先にあって、その目的のためにひきこもりという言い訳に作っている。という事です。

ようは外に出たくない事の言い訳にひきこもっているという事ですね。おもしろいですよね。なのでこのアドラーから言わせてみれば、今、現在を変える事によって未来が変わるので、今をどのように捉えてこれから未来をどうしていくか考える事が大事だとおっしゃっているわけです。でも俺にはそんな勇気はないという方の声が聞こえてきそうですよね。そこで繋がってくるのが

②二つ目の、課題の分離というテーマになります。

まず、アドラー先生はすべて悩みはすべて対人関係であると唱えているんですよね。

そもそも、孤独や劣等感などの悩みは第三者がいて初めて成り立つというんです。この世に自分一人しかいなかったらそもそも孤独と感じる事もできないし、人と比べる事もできないから劣等感など生まれない、つまる所、悩みも生まれないという事なんですよね。それを言われるとそうですよね。他者と比べて背が小さい、頭が悪い、勉強ができない、仕事ができないなど、それ、そもそも他者と比べて初めて生まれる感情ですよね。そこで出てくるのがこの「課題の分離」という考え方なんですよね。どうですか、ちょっと引き込まれてきてませんか?そうですよね、

これはどういった事かといいますと自分に関係のない事には全く関与、介入する必要はない、という考え方なんですよ。だから課題の分離、他者と自分の境界線をしっかり見極めましょうという事なんですよね。ではその線引き、基準はどうしたらいいんですか?アドラーさん!と。

この方法はすごくシンプルで「その選択によってもたらされる結末を最終的に引き受けるのは誰か?」

という事を考えろという事だそうです。少し分かりにくいかもしれないので例えを出します。例えば、親が子供に勉強しなさい!と叱る。よく見る光景ですよね。ここで考えるべきなのは

宿題をしなくて困るのは最終的に誰なのか、という事です。これはいうまでもなく宿題は子供がだされた問題なので、子供の課題なんですよ。ですがここで親が子供に宿題をしなさいと叱るという行為は、他者の課題に介入、土足で踏み込むことになります。それをするとどうなるかというと、親は子供に「あなたのためを思って」と宿題をやらせる事によって、親の世間体、見栄を満たす事になり、結果「あなたのため」ではなく「私のため」になり、それは子供を欺瞞、あざむく事になり、それを子供は察知して反発してしまうという事です。

この本でこの例えを一文ですごく分かりやすく説明された文があり、それは

「馬を水辺まで連れていく行くことはできるが水を飲ませる事はできない」という事です。すごく分かりやすいですよね。やろうとする行為をサポート、アドバイスはできるが結果それを聞いて実行するのは本人しかできない、という事ですよね。なのであなたは他者の課題に常に介入するのではなく、見守ってあげる事が大事だと言います。そこで子供に聞かれたりしたら、そこで優しく答えてあげましょうという事です。

 


③そして最後三つ目が承認欲求からの解放、です

ここでいう承認欲求からの解放というのは、

他者に認められるという行為は、自分軸ではなく他人軸で、他者のために生きているという事になるので、ちゃんと自分の課題に集中すべきだ、という事です。

そもそも褒めるという行為自体が潜在的に相手より立場が上だと認識させる行為になるので、褒めてはいけないとおっしゃいます。ではどうしたらいいのか。それは、人を縦の関係ではなく、横の関係、みんな対等なモノだと認識すべきであるということです。

他人は争う敵ではなく同じ目的を達成する仲間という事。さらに人は褒めるのではなく「ありがとう」「助かったよ」と感謝を気持ちを持って接しようという事です。

 


最後に本書のまとめをして終わりたいと思います

今日はアドラー心理学の嫌われる勇気についてお話しました。一つ目の原因論、目的論ではトラウマなどなく、現在の行動によって未来は変えられるというお話をしました。もう言い訳はやめましょう。そして二つ目の課題の分離では人の課題には介入せず自分の課題に集中しましょう、水辺まで連れて行くことはできても飲ませる事はできません。そして最後三つ目に承認欲求からの解放というお話でした。人生は他人を承認欲求を満たすためのモノではなく、自分のためにあるので、日々みんな対等と考えるようにして感謝を伝えましょう。僕なりに簡潔にまとめるのであれば、今まで言ってきた言い訳などは一切やめて、自分のすべき事に全力をそそげ、といった所でしょうか。

僕もこの本を読んでから色々生き方が楽になった部分の多い一冊なので何か立ち止まったり、つまづきそうになったらもう一度この本を読んで頑張りたいと思います。今日のお話は以上です。

今日は、長い間ご視聴いただきましてありがとうございます。僕のチャンネルではこんな風に本の要約や、僕の感じた事、有益な情報を発信していきたいと思っています